当院の特徴
慢性頭痛や物忘れ、めまい、手足のしびれ・ふるえ・むずむず・麻痺などから、脳梗塞・脳出血の後遺症、パーキンソン病などの神経難病、てんかん等が対象となります。
必要に応じて、連携する専門医療機関や検査センターで精密検査を依頼し迅速な診療を行ってまいります。
また、高齢者人口の増大に伴い今や300万人いると言われている認知症の診療にも力をいれてまいります。
当院の理念
地域に根差した医療を心がけ、その人の病気自体だけを見るのではなくその方の生活全体、心の状態、過去から現在に至るまでの家庭における環境・ご家族全体をも含めて、広く俯瞰しながら全人的な見立てと治療・ケアに邁進します。
そして、たゆまない学究と日々の診療から得られる経験と英知を積み重ねるとともに研鑽し、その知恵を学際的に広めるための努力を続けてまいります。
診療内容
神経内科、内科
認知症診療について
認知症と診断され、あきらめていませんか?
認知症を引き起こす疾患はさまざまありますが、まずは正しく診断されなければ適切な治療はできません。
もしかすると治療できる認知症かもしれないのです。
また正しく診断されていたとしても、適切な治療がされないと、かえって症状を悪化させてしまい、坂道を転げ落ちるようにどんどん認知症が進行していってしまいます。
実際にそんな例が少なくないのです。
認知症を引き起こす疾患や病態によって、治療法は大きく異なります。
また認知症の症状は100人いれば100人とも違うため、おのずと治療法もその方に合わせていかねばなりません。
一人ひとりに対して、いわばテーラーメイドの治療が必要なのです。
特に薬の効果はその方によって違うため、ご本人の反応を注意深く見極めながら薬の種類や量を調整していくことが不可欠になります。
さらに認知症の病期や経過にも合わせて薬も微調整していかなければなりません。
そのため認知症の治療にはご本人はもちろん、ご本人の日々の様子を一番把握されているご家族や周囲の方々のご協力が欠かせません。
適切に治療を進めていくためには、治療を開始してからも、できるだけくわしくご本人の症状と変化について把握していかなければならないからです。
気になる症状がありませんか?
認知症は発症する20~25年前から始まっているといわれています。
認知症はいわば生活習慣病であり、発症を予防したり治療することも可能になってきました。
もし認知症を引き起こす疾患を発病していたとしても、認知症を発症させない手だてがあるということです。
また、もし認知症を発症していたとしても、認知症を進行させない、さらに疾患によっては治すことができる手だてがあるのです。
しかし治療を始めるのは早いに越したことはありません。
治療が遅れるほど症状が進行し、治療しにくくなるためです。
したがって、もし気になる症状が現れたらできるだけ早く受診することをお勧めいたします。
以下は、認知症を疑わせる症状の 一例です。→「認知症チェックリスト」
もの忘れのほか、夢をよく見るようになった、自分の声で目が覚めてしまう、いないはずのものが見えたり聞こえたりする、うつっぽくなった、表情が乏しくなった、バランスが悪くなった、歩きにくくなった(転倒を繰り返す)、引きこもるようになった、怒りっぽくなった、同じものばかり食べるようになった(特に甘いもの)、言葉の意味が通じにくくなった(一見耳が遠くなった)、新聞を読んでいても頭に入らなくなった、ボーッとする時が出てきた、態度が横柄になった
当院では皆さんの大切な方、そして皆さん自身の人生を豊かにするお手伝いをさせていただきます。
診察をご希望の方は、まずは電話にてご連絡ください。
電話:03-6715-7873 (休診日 木曜、日曜、祝日、第5土曜)